2007年03月20日

さらに医療費削減...って。で僻地義務化?

もっと速度を上げてくれってどういうことだ。ものによっては5時間でも早いし2秒でも遅い事はあるぞ。


自分の大好きな連載、「暗黒のシステムインテグレーション」
(雑誌windows server)の一節です。

日々、顧客の会社のネットワークやシステムの整備、構築をする仕事の著者が、営業や顧客、自分の上司の無知かつ無茶な命令を
聞いて、皮肉たっぷりに物語る好連載です。

にょろすけはものすごくこの連載が好きなのですが、
今の医療に通じる所がものすごくあると思います。

さて、医療費削減...だそうです。

医療費を削減する最も良い方法がありますよ。

医師が居なくなる事です。

医師がいなくなれば、病院に人がいけなくなり、医療費はかからないです。

で、医師は自分が生活していくだけの分と内に秘めた志で、
ちょっと貢献していく。

それしかなくないですかね。

さらに僻地義務化。

以前も書きましたが、そもそも人が努力するのは現在の状況から
抜け出したいがため。

と、いわゆる僻地とされる病院の院長が言っていました。
その通りだと思います。

ならば、期限付きで僻地(=医師が必要とされているが、居ないところ、と定義しときます)に行く事は「医療政策」としては
考案されることはわかるのですが、

医療費削減と僻地義務化は相反すると思うのですが。

そもそも、あの人達はどこを僻地としているのでしょうか??
屯田兵でもさせるのかな。または強制収容所??


まあ、自分も早くスキルを身につけて逃散する事にします。
後15年計画くらいでなんとか....できないかなあ。

さて、短い間でしたが、この日記をもって、しばらくお休みします。

国家試験終ったらまた書こうと思います。ありがとうございました。









ラベル:医療崩壊
posted by にょろすけ at 18:06| Comment(38) | TrackBack(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

どちらを選びます?

実家の仕事がやっと終った。

というわけで久々の更新。

実家の方であった話を少し。

うちの父の仕事の関係で、小児科の開業医の先生と、内科の開業医の先生とお話する機会がありました。

今、確定申告時期なので、その辺の話もちょっと出て、
その中から、

「小児科は年収が5000万円以下だと、特例(?)で、
800万円の経費が余分に認められる。」

との事でした。(正確な言葉ではありません。ニュアンスだけ
伝わってくれるとありがたいです。)

つまり、年収が5000万以下だと、本当にかかった経費にプラスして、800万円の経費を認める法律があるらしいのです。

一方、内科の先生は、患者さんも多く、年収5000万円以上
稼いでいるのですが、朝8時から夕方6時まで患者さんがひっきりなし。規模が大きくなってきたので、薬の在庫の管理をもっと整備しなければという事で院外薬局にしようか
とか、良い看護士さんが引き抜かれるとかまあ、その辺の悩みが
云々。

小児科の先生は、6畳くらいの診療所で、看護士さんが一人ついて、自分で薬を処方して、マイペースでやっている。

そうすっとどっちがいいのかなあって考えてしまいました。

個人的にはマイペースでやれたらいいのになとは思うのですが、
うまくいかないのでしょうかね。
ラベル:医療
posted by にょろすけ at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

刑務所に産婦人科

しばらく忙しくて更新できませんでした。
もしこのブログを読んでくださる方がいるのなら、ごめんなさいです。

それでは山口県からのニュース



ソース↓
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070310/20070310_001.shtml

市民向け婦人科延期 美祢刑務所の診療所医師確保できず

 全国で初めて、民間資金を活用した社会資本整備(PFI)方式で開設される刑務所「美祢社会復帰促進センター」(美祢市豊田前町)で4月から予定されていた市民向け婦人科が医師を確保できず、診療が延期されることになった。
 同市は一昨年、国の規制が緩和される構造改革特区「PFI特区」の認定を受け、刑務所内診療所の管理を公的医療機関に委託するとともに、地域住民の診療のために利用する特例措置を活用して、婦人科診療をスタートさせる計画だった。

 これを受け、美祢市立病院(同市大嶺町東分)が山口大医学部と折衝、受刑者向けの診療ができる医師は確保できたが、市民を定期的に診る産婦人科の医師の確保はできなかった。



刑務所が、民間委託することは聞いていたのですが、刑務所に産婦人科というのがどーもしっくりこないです。

なんなのでしょね。いったい。

posted by にょろすけ at 09:23| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

ハゲタカが病院に来るのかなぁ??

きたよ。民営化。民営化の暁には....さてどうなる??


道立7病院、民営化も 夏めどに見直し案 赤字600億円

  2007/03/06 07:21
 道は五日、紋別など七つの道立病院の運営体制を、民営化を視野に抜本的に見直す方針を決めた。七病院の累積赤字が約六百億円に膨らんでおり、今後も収支の好転を望めないことから、道による直営も見直さざるを得ないと判断した。道は、関係する地元との協議を経て、今夏をめどに具体的な見直し案を作成し、二○○八年度から新体制への移行を進めたい考えだ。

 赤字運営を理由に全国の県立病院などで広がっている民営化を、道が道立病院で具体的に検討するのは初めて。

 紋別以外の病院は、羽幌(留萌管内羽幌町)、江差(桧山管内江差町)、北見、苫小牧、向陽ケ丘(網走市)、緑ケ丘(十勝管内音更町)。

 これらの病院の年間収支は○五年度、一カ所当たり三億六千万−十三億八千万円の赤字で、合計では六十一億円に上る。七病院合わせた累積赤字は○五年度末、五百九十四億円に膨らんでいる。

 道は○六年二月、七病院の運営体制見直しについて、外部の有識者でつくる「北海道病院事業に関する次期計画検討協議会」(会長・加藤紘之道医師会副会長)に検討を依頼。協議会が分析したところ、七病院の人件費は収益の97・7%に達し、全国自治体病院の平均である55・2%を大きく上回っているなどの赤字体質が判明した。
 協議会は今年二月、「道立病院の運営体制は、公務員体質など構造的な欠陥を有している」とし、民営化するべきだとの提言を道に伝えた。
 
これを受け、道は《1》建物は道所有のままでの公設民営《2》建物も含めた民間移譲《3》病院ごとの独立行政法人化−などの具体策の検討に入った。

 ただ、精神医療専門の向陽ケ丘と緑ケ丘の両病院については、患者が道内一円から集まっていることを考慮し、道営のまま残す案も有力だ。

 道保健福祉部は「関係する地元の意見を聞きながら具体的な計画案をまとめたい」としている。

 道は一九四八年、結核治療などのための特殊法人「日本医療団」の七病院を引き継いで道立病院の運営をスタート。新設や市町村からの移管によって五四年には二十四カ所を有したが、不採算などにより、八七年度から再編に着手した。これまでに十三病院を廃止、松前(渡島管内松前町)や寿都(後志管内寿都町)など四病院を市町に移管した。



まあ、刑務所も民営化するらしいから、どんな施設が民営化してもおかしく無いといえばそうなんだけど....

人件費99%か...そして公務員体質....なんだかどこでも使えそうな、みんな納得しそうな理由だけど....


民営化するといいことだらけなのかな??

北海道は、赤字が減るからいいよな。
その病院を買う企業は...安く買えて努力次第で収益が上がるからいいかもしれない。
その地の人達は、医療が受けられる安心感は得られるよな。

うん。いいことだらけっぽい気もするけど。

でも、何か落とし穴がある気がします。

これ、昔読んだ、「ハゲタカファンド」の話に似ている気がします。

ハゲタカって言うと悪いイメージなんだけど、建て直しをして、
その地に健全な医療を保証してくれるならば、別にいいんじゃないかなとも思います。

多分肯定意見はこんなんで、否定意見はちょっとでにくいかと。

しかし、もっと深いレベルでは分からないけど。

.........

患者さんにとってはどうなのでしょうかね。

民営化という事は、もっと厳しくなるぞという事に等しいけど、

どうなんだろ。

ちょっとにょろすけにはこれ以上思考ができないので、ごめんなさい。

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2007年03月06日

大学生が作った診療所かあ...うちではどうかな...

日経メディカルオンラインから、こんな記事。

全文引用はまずいかもしれないですが、もしダメなら削除しますです。日経メディカル様、いつでも連絡を。

さて、大学生がという事で紹介です。医療全体の影響としては
二の次で。

日経メディカルオンライン
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/200703/502596.html


大学生が作ったわずか8坪の診療所
診療時間は午後6〜9時、異色の「コラボクリニック」


 JR新宿駅から徒歩3分ほどの雑居ビルの6階にあり、大きな看板はない。床面積はわずか8坪。診療時間は月曜日から金曜日の午後6時から午後9時まで。受付をはじめ、主たる運営スタッフは大学生が担当。医療機器はほとんどなく、開設の内装や什器にかけた費用は150万円――。

 何もかもが医療界の常識では異例ともいえる診療所、それが東京都新宿区の「コラボクリニック」(本田美穂院長)だ。主に運営の責任を担う、東大文科1類1年生の城口洋平氏は、開設の経緯をこう語る「日ごろは健康なビジネスマンにとって、医療機関の敷居は高い。ずっと働き続けて元気な人が、突然倒れることもある。そのため、気軽に受診でき、症状が軽いうちに治療できるよう、日常の生活動線上に便利な医療機関を作ることが必要だと考えた」。


写真2 コラボクリニックのスタッフ。城口洋平氏(奥右)、古賀匠磨氏(奥中)、三谷明範氏(奥左)、山田絢子氏(手前右)、西路由奈氏(手前左)
 新宿という場所を選んだのは、ビジネスマンが多数利用するターミナル駅というだけではない。新宿駅の周辺には、大学病院をはじめ、高度医療を担う医療機関が少なくない。プライマリケアに徹し、ゲートキーパー的な役割を目指すコラボクリニックにとって、これらの紹介先の医療機関の確保は、不可欠なのだ。

受付は大学1年生の2人が交代で担当
 コラボクリニックのオープンは2006年11月22日。内科、心療内科を標榜する。オープンから約3カ月が過ぎたが、この3月には単月収支が黒字化する予定だ。現在の患者数は、1日当たり10人前後。風邪、インフルエンザ、花粉症といった患者が大半で、30歳前後が多いという。4人の医師が日々交代で診療に当たっている。受付を担当するのは、2人の大学1年生だ。「遅くまで開いているので助かる、という声は多い。『また仕事に戻らなくてはいけない』と言って帰る患者もいる」と受付担当の山田絢子氏は語る。

入口から診療所内を見渡した光景。右手が診察室。この写真の左手に、もう一つの診察室がある。
 城口氏がクリニックの開設を思い立ったのは、高校の先輩である東大医科学研究所客員所助教授の上昌弘氏が、現在の医療界の問題などを語っていたのを聞いたのがきっかけだ。城口氏の考えに共鳴した大学生、東大病院あるいはその関連病院に勤める医師、経営に精通した元会社社長など、医療界にとどまらない様々な分野の人の輪が徐々に広がっていき、クリニックの開設・運営につながった。医師も初めは東大系に限られていたが、最近は他大学の医師も加わるなど、多様化しつつある。

内装費や備品代は150万円、合計でも300万円強で開業
 開設費用は、内装費や備品などが150万円、そのほかテナント料とランニングコストを合わせても300万円強と、極めて低コストで済んだ。クリニックは2つの診察室、待合スペース、受付兼事務スペースのみだ(写真3)。


 「単に安いものを購入するという考えでは、ここまでの低コストは実現しない。普通の医療機関にあるものすべてについて、『なぜそこにあるのか、本当に必要なのか』を洗い出すことから始めた。われわれがターゲットとしている患者を見極めていくと、心電図などの簡単な検査機器でさえ、必要はなかった」と城口氏。

 レセプト請求システムには、日本医師会が開発した無料の「ORCA」を使用、システムエンジニアリング責任者の大学1年生の三谷明範氏が導入を担当した。ただしその一方で、必要なものにはお金をかけた。例えば、患者用の椅子には、大学生たちが何日も探し回った、リクライニング式の約10万円のものを使っている。


診察券や問診表、薬袋も独自にデザイン
 また診察券や問診表、薬袋もユニーク。これらをデザインしたのは、今春、東京芸術大を卒業する古賀匠磨氏だ。「コミュニケーションデザインに興味を持っている。例えば、薬袋は、1カ所にすべての情報を記載すると患者は間違いやすい。かといって、朝、昼、夜用と3つに袋を分けるのもかさばる。こうした問題を解決するために、1つの袋で対応できる仕組みを考えた」(古賀氏)。診察券などは、医師と患者のコミュニケーションツールであり、医師あるいは患者が、相手に分かりやすく伝えることができるよう、デザイン上の工夫も重要だという発想だ。

 診察券の表面には、「痛み」「定期薬」「風邪」「その他」の4つが記載されている。患者は受診理由を選び、それが見えるようにケースに挿入して、受付に出す。「待ち時間を短縮するためには、その人に合った対応を瞬時に行うことが重要。診察券で一目で患者の受診理由が分かれば、それに応じた対応が可能になる」と古賀氏は説明する。



診察券の表面には、痛み、定期薬、風邪、その他と記載。患者は受診理由を選び、それが見えるようにグリーンのケースに挿入して、受付に出す。裏面には、カルテ番号や名前などの記載欄がある。
 問診表も、診察券に応じて、「痛み」用、「定期薬」用、「風邪」用を用意した。患者の受診理由に合わせて、最低限の症状を書けば済むようにした。「風邪」用では、せき、喉の痛み、腹痛、熱、吐き気、鼻水、せきの程度を4段階で記載し、それがいつごろから生じたのかを記載する形式になっている。

 これまで運営してきた感想、そして今後の抱負などについて、それぞれ以下のように語る。

 「『また来てください』と言えないなど、医療機関における対応の難しさを感じている。日々試行錯誤であり、私自身、非常にやりがいを感じている」(西路氏)

 「夜間診療へのニーズは思い通り高かった。ただ、まだ患者を待たせることも少なくない。もっといいサービスができるよう、工夫を重ねていくことが必要」(山田氏)


問診表は、痛み、定期薬、風邪の3つの受診理由別に準備している。写真は痛みのもので、その度合いや発生時期を記載する形式になっている。
 「患者の訴えは主観的なものだが、医師は必ずしもそれを正しく評価しているとはいえない。医師と患者のギャップをいかに埋めるか、その手助けとなるデザインを今後も続けていく」(古賀氏)

 「電子カルテを導入しているが、改良する余地は大きい。システム面での改良を重ねていく」(三谷氏)

 「われわれの取り組みは社会貢献につながるものだ思う。最高の仲間や先輩と出会い、私自身、学ぶことも多い。運営のノウハウを蓄積し、他の地域にも展開していきたい。『うちの近くにも、コラボクリニックを作ってほしい』などと言われる存在にしたい」(城口氏)

 とかく閉塞感が漂う医療界。医療界の常識にとらわれないコラボクリニックのような存在は、この閉塞感を打破する原動力となる。



この、診療所を作るコストを削減する。都会部では夜間にニーズがある。という点で、にょろすけも、開業するならこの形かな
と思っています。

学生が運営をし、医師は医療のみに専念できる(のか?)
というのは、いいかもしれないです。

多分、この形の診療所はふえていくんだろうなあと思います。

でも、やっぱりコンビ二化してはまずいと思います。
「便利」というのは麻薬です。「便利でない」に戻れなくなるから。

これ、競争化すいると24時間営業になるですよ。
(医師としては、バイト先が増えるからいいのかもしれないですけど)

あと、後進をどう育成していくかが難しい。

それから、やっぱりなんでもそうだと思うのですが、
「医療」がすんなりやっていけるのは、「患者さんの理解」が
必須だと思うのです。

どんな事でもそうですが、仮に仕事でも「夜遅くすみませんねぇ」って話かけてくれれば受ける側だって「いいんですよ。仕事ですから」ってなるじゃないですか。
単なるやりとりであって実質なんにも変わらないけど、お互いその気遣いで面倒なのもやれている気がします。

だけど、その一言のズレの問題で、今の医療崩壊、進んだ気がします。

あと、この診療所、病院の勤務をしている人にはどう映るのでしょうか。

それから地方ではどうか。(地方の方が競争少なくて良さげな...
)


いろんなことを考えられる記事ですが、新しい形を模索している方々には頑張って欲しいと思います。
ラベル:医療崩壊 雑記
posted by にょろすけ at 09:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

なんでかな?? なんで??

なりふり構わず....中日新聞

ウイルス肝炎患者“悲鳴”
県が通院補助打ち切り


 県がB型やC型のウイルス肝炎の治療費補助の対象を昨年10月から入院のみとし、原則として通院への補助を打ち切ったことで波紋が広がっている。県は「この制度でも、全国的にみれば高い水準」と説明するが、患者側からは「時代の流れに逆行している」と疑問の声が上がっている。

 ◇後退

 「費用を賄えず、治療を断念する患者が出てきた」。自身もC型肝炎患者で、県難病患者連絡協議会の事務局長を務める有坂登さん(62)=辰野町=は危機感を強める。ウイルス肝炎の治療は通院が主流で、注射と薬の服用を半年から1年間続ける。自覚症状はないが、放置すれば肝臓がんに進行する。

 県がウイルス肝炎患者に補助する医療費・通院費は年々増え、2005年度の事業費は4億5200万円。うち8割を通院が占めた。5000人近くいた対象者は制度変更によって大幅に減り、07年度の事業費は、4分の1の約1億1500万円に縮小する。

 県健康づくり支援課の藤田暁課長は「難病への助成として1981年度に始めたが、治療法が確立され、難病とはいえなくなった」とし「ほかのがん患者は、自分のお金で治療している」と理解を求める。

 中身に違いはあるが同様の制度は東京都と北海道、愛知県、富山県にもある。対象が入院のみだった東京都は、今年10月から通院も加える。5年間の期限付きの施策だが、ほかの支援策拡大も含め、肝炎にかかわる全体の予算は、従来の3倍の15億円規模になるという。

 ◇予防

 肝臓がんで亡くなる人は、全国で年間約3万5000人。がんの死者のうち4番目に多いが「唯一、予防できるがん」(日本肝臓病患者団体協議会)との認識もある。

 肝臓がん発症の95%はウイルス肝炎が原因とされる。日本肝臓学会の岡上武・京都府立医大教授は「ウイルスは、7割の患者で根治できるようになった。完全に治すことができない患者も、悪化は抑えられる」と説明する。

 東京都疾病対策課も「治療により発症を抑えられる点で、ほかのがんとは違う」との姿勢。「早く治療して発がんを抑制すれば、将来の医療費の軽減にもつながるはずだ」

 ◇ハードル

 長野県は、制度変更とともに例外を設けたが“ハードル”は高い。

 例外は、ウイルスに汚染された血液製剤「フィブリノゲン」や非加熱製剤を投与された薬害感染者で、通院費の補助も受けられるようにした。ただ、適用を受けるためには、現在の主治医の判断か、投与した当時の医師の証言またはカルテによる投与の証明が必要だ。

 県内では127人(2月9日現在)が証明書を提出。しかし、医師法で義務付けられた保管期間が5年間のため、カルテが破棄されてしまった患者も少なくない。現在の主治医に頼っても、判断にはばらつきがある。

 南信地方に住む50代の主婦が、C型肝炎ウイルスに感染した理由で思い当たるのは20年以上前の帝王切開手術。この病院には当時、フィブリノゲンが納入されていた。しかし「カルテはない」と回答され、担当の医師も亡くなっていた。

 県の補助が受けられれば自己負担は月2000円強で済むが、補助がなければ月7万−8万円が必要だ。「県の対応はおかしい」。この女性は、県の制度変更に疑問を投げ掛けている。




「いじめ」に似てきましたけど。


....................................


ちょっと待て。待てよ。

結局、こういう記事を見て、どうするんだろ。俺。

見て、何かに役立てたいのだろうのに、何に??



posted by にょろすけ at 21:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

辞めたくなった....


Dr.poof先生の元で紹介されていました。

がんになっても、あわてない。
http://air.ap.teacup.com/awatenai/218.html


こうまで思ってしまうんだろうな.....

最近少し思うのは、「足りなければ足せ」的な発想だけでみんな動いている気がするという事。

「アタマ数増やせばいいってもんじゃないだろうに」

って事が抜けている気がします。

先日の国循ICUの先生方がお辞めになる件でも、「人数補充」
だけの発想ではいかないと・同じスキルは用意できないだろうし。

という意味で事実上の崩壊な感じ。

この先生は緩和ケアだけど、やっぱり同じ事がいえる気がする。

しかも、この先生は実名(しかも有名な方だと思う。実は著書を持っているです)なので、よっぽど思っていたんだろうな...

posted by にょろすけ at 08:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

医師の行政処分

日経メディカルオンラインから。

医師・歯科医師66人が行政処分に
医療行為に基づく業務上過失致死罪の医師は10人
 厚生労働省は2月28日、医道審議会(医道審)の答申を受け、医師・歯科医師計66人の行政処分を発表した。

 2006年8月に発表された32人を合わせると、2006年度の処分者は98人で、過去最多となった(04年60人、05年91人)。処分者の増加は、2004年2月以降、法務省から罰金刑以上の司法処分を受けた者に関する情報が提供されるようになったことが一因だという。

 今回処分を受けた66人のうち、医師の行政処分は47人。内訳は、免許取り消しは4人で、医業停止(1カ月〜3年)が43人だった。

 免許取り消しになった4人のうち1人は殺人、3人はわいせつ事件の被告。また医業停止を受けた医師の中で、医療行為に基づく業務上過失致死罪により処分を受けた医師は10人だった。また診療報酬不正請求により処分を受けた医師は3人。このほか覚せい剤取締法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反、所得税法違反などで処分を受けた医師もいた。

 厚労省は今年4月に、行政処分および行政指導(戒告)を受けた医師・歯科医師に対して、再教育を目的とした研修を義務付ける新しい制度を導入する。新制度の詳細は近く公表される見通しだ。この新制度は、2007年度以降の処分対象者に適用される。



との事。
業務上過失致死の10人...これだと漠然すぎてわからない...
ラベル:雑記
posted by にょろすけ at 00:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

うちの大学

先日「QOML病院の探し方」で引用させていただいた

研修医の研修医による研修医のための

reservoir-dogs先生からコメントをいただきました。

悪くはない大学病院、ということで羨ましい限りです。また、大学での研修状況を教えてもらえると幸いです。


コメントありがとうございます。本当にうれしいです。
大学での研修状況をできれば近いうちに書ければなと思います。

また、来年度以降、自分が研修医になった際、それが日々更新で書ければなとも思います。


さて、一段落したので、東京行ってきます。
ちょっと用があるので。
また、明日帰ってきます。
ラベル:研修
posted by にょろすけ at 04:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ツッコミどころ満載な...

いや、 国立循環器病センターのショックが大きいのですけどね。いろいろなブログであるように、本丸がいきなり...な感じですから。

今日はポリクリが終わって、大学の研修システムについて説明がありました。結構良さげ。でも書類のデーターをそのまま信じてはいかんと。

そんな中、こんなニュースを見つけました。

「絶対安全な手術」は駄目 病院広告でガイドライン案

2007年03月02日 21:08 【共同通信】

「絶対安全な手術です」「理想的な医療提供現場」は認めません−。4月から病院や診療所の広告規制が緩和されるのを前に、厚労省の検討会は2日、禁止される表現などを例示したガイドライン案をまとめた。最終案をまとめた段階でQ&Aを作成、同省ホームページに掲載する。

 禁止されるのは(1)虚偽広告(2)比較広告(3)誇大広告(4)客観的な事実であることを証明できないもの−など。

 例えば>「絶対安全な手術」は医学上あり得ないため「虚偽広告」。「日本有数の実績を誇る病院」は「医療技術などが他の病院より優秀であるとの誤解を与える」ことから「比較広告」。「理想的な医療提供」や、主観的な場合が多い患者の体験談などは「客観的な事実を証明できない」としている。
 広告とみなされる媒体は、チラシ・パンフレット類、ポスター・看板類、新聞・雑誌(記事は広告でないため除外)、バイブル本や治療法を紹介した書籍など。



病院が出せる広告には制限があると聞きました。
そのガイドラインでしょうか。

ツッコミどころ満載です。今、こんな広告出せる医者はいるのだろうかと....(汗


「絶対安全な手術」は医学上あり得ないため「虚偽広告」。


うーん。言っている事は正しいけど、じゃあ、正しく広告すると

「絶対安全な手術は望まないでください。できませんから。」

かな。


これを踏まえて、来年度から開業する先生達は、

「治療は絶対安全はありません。どんな治療でも副作用はありえます。」
「医師は人間です。24時間は戦えません。」
「医師は人間です。最初からケンカ腰な方と話はしたくありません。」

って看板を標榜するのはどうだろう。

どーだ。客観的だろうさ。なんか文句あっか。(笑




でも、法律を作ろうとしている先生。看板のガイドラインでわかっているならば、今いろんな所の裁判は...(以下略



ラベル:雑記
posted by にょろすけ at 03:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

あまりにも突然....


もう、これを見て驚いてしまいました。どうしたらいいのでしょうか。われわれは。


ICU医師全員退職へ 国循センター 執刀との分業困難

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000017-san-soci



3月1日8時0分配信 産経新聞

 国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、

外科系集中治療室(ICU)の専属医師5人全員が、3月末で同時退職することが28日、分かった。




同センターは国内で実施された心臓移植の半数を手掛けるなど循環器病治療の国内最高峰で、ICUは心臓血管外科手術後の患者の術後管理・集中治療を受け持ち、診療成績を下支えしてきた。同センターはICU態勢の見直しを検討している。

 同センターによると、ICUには5人の専門医が所属。所属長の医長を含む2人のベテラン医師が辞職を表明したのをきっかけに、指導を仰げなくなる部下の3人の医師も辞職を決めたという。

 ベテラン医師2人は辞職の理由を「心身ともに疲れ切った」と説明しているという。

 同センターのICUが対象とするのは、先天性心疾患や冠動脈・弁疾患、心臓移植、大血管疾患などさまざまな心臓血管外科系の難病患者。成人だけでなく小児も対象とし、外科手術後の患者の最も危険な時期の全身管理や集中治療を24時間態勢で行ってきた。

 ICUの入院病床は20床で、年間1100症例を超える重篤な患者を受け入れ、常に患者の容体の急変に備え、緊張を強いられる環境にあった。

 同センターは、5人に残るよう慰留を続けているが、辞職の決意は固いという。

 このため4月以降は、他部署からICUの専属要員を確保するものの、ICUでの患者の超急性期管理・集中治療は、執刀した外科チームが責任を持って行う態勢にすることを検討している。

 同センター運営局は「特にベテラン2人に代わる人材はおらず、これまでのように執刀チームとICUの分業ができなくなる。しかし、手術件数を減らしたりICUでの管理が不十分になるなど患者に影響を与えるようなことはない」と話している。


最高峰の技能が2人「疲れ切った」で退職。

昔の侍のような......

我々はどうしたらよいのでしょうね。

この最高の技術者はどこにいくのでしょう。

後進の育成にいくのか....それとも??

とにかく、

まず、休んで欲しいです。疲れ切ったと言っている方は、
まず休むのが一番ではないのでしょうか。

でも、ショック。
倒れる時はあっという間なのかもしれないです。


ラベル:医療崩壊
posted by にょろすけ at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

教授は凄い....けど

うちの大学の教授達は一癖(個性?)ある方達ばかりだけど、
やっぱりすごいなと思う人達ばかりなりです。

巷では、「あの教授は研究はできるけど臨床は××」

や、またはその逆な言が言われる事はよくありますが、
そりゃあ、得意不得意はあるだろうから、

その方達の良い部と付き合って、悪い部分は我慢しとけばいいんじゃないかなと常日頃思っとります。

やっぱり自分よりは数段の段の段の...(略)くらい出来る訳だし。
で、ぜんぜん良い人達ばかりなりなんですよ。本当に。

後進として、教授に優しい言葉をかけていただくと、がんばろう!という気になれるのですが、「医局」という言葉が出てくると、ちょっと構えてしまう自分が居ます。

いや、多分あと3年くらいこんな感じなのでしょうけどね。

別に医局に入る事が嫌なわけではなくて、医局入ると、その他の医局の教授とは付き合いなくなっちゃうのかなあ...って。

・受験時からお話をしてくださっているU教授
・通学路が一緒で気さくなM教授
・こちらの無理にいつもやさしく対応してくださるK教授

・独立独歩で、かなり普通じゃない考えの持ち主だけど、論理的には「確かにな...こっちが正しいんじゃあ」って話をしてくださり、でも、人の意見をとっても大事に酌んでくださるH教授

............などなど。

医局に入るということは....
他の先生とはお話ができなくなるという事??

極端な考え....だと思うのだけど

どこでも医局員は足りない(らしい。いや、いつも足りないと勧誘するのかな?。)ので、「自分が行って...」
みたいなちょっとした義勇軍気分が出てくる事もしばしば(笑


でもな〜。入る事で話ができなくなるってもったいないんですよね。

これが学生の特権のひとつなのだろうか。

なんとかならないもんですかね。

ラベル:ポリクリ 教授
posted by にょろすけ at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

集団感染が起きても....人がいないのかも。

最近落ち着いたと思われた、ノロウィルスの記事です。

西北中央病院で集団ノロウイルス


 五所川原市の西北中央病院(相澤中院長)で、入院患者と看護師、調理従事者合わせて九十六人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えていたことが二十八日、分かった。このうち十五人と、未発症の職員九人の計二十四人からノロウイルスが検出された。五所川原保健所は二次感染のまん延防止対策を指導する一方、ノロウイルスによる感染性胃腸炎と食中毒の両面から調べている。

 県などによると、西北中央病院では二十三日ごろから発症者が急増し、二十四日、五所川原保健所に届け出た。

 同保健所は同日から調査を実施。発症者と未発症の職員合わせて三十八人の便などを調べたところ、発症した入院患者・看護師計十一人と調理従事者四人、さらに未発症の調理従事者九人の計二十四人からノロウイルスが検出された。発症者の多くが快方に向かっており、重篤な患者はいないという。同病院は「現在、適切に対応を進めている」と話している。




ノロウィルスでは、お世話をする看護士さんもことごとくやられてしまう事で、お世話ができる方が一時的にも0になると、

お年寄りが脱水や誤嚥で危篤になってしまうパターンが多いそうです。

今、医師はいなくなり、看護士も次々に良い病院に引き抜かれていますが.....こういう所のお年寄りは誰がみるのでしょうね。

医療費抑制の政策は、ゴールをどこに求めているかがよくわからなくなっていました。

元々医療費抑制って、国の財政赤字軽減の為だっけ?

でも、「必要経費」って何でも発生するのだけど、それを認めないと医療ってできない気がするのですが....

にょろすけは自由診療というものを言葉でしか知らないのですが、将来は考えなければならないのだと思います。

何か、同じような経過をたどった業種があった気がするのですが、それを知りたいです。

漠然と考えても、日本の医療は衰退に向かっているとしか思えないですから。

でも、個人個人は生きていかねばならないので、

その方法は模索してかにゃーなと。

善いと思う事をやるだけでは身を守れないのかもしれません。

posted by にょろすけ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

医師は増えても、地方におらず...。でも、医師の感情を考えればそうもなりたくなるかも。

いろいろな方のブログ、ニュースから4月以降の北海道の医療が、
気になっていたのですが...こんなニュース。

m3から

ソース↓
http://www.m3.com/news/news.jsp?pageFrom=m3.com&sourceType=GENERAL&articleId=43016&articleLang=ja

北海道・地域医療 医師不足の大学病院、派遣医引き揚げ 記事:毎日新聞社

【2007年2月25日】

◇派遣医次々と引き揚げ
 
道内の大学病院が地方病院に派遣していた医師を次々と引き揚げ、地域医療が危機にひんしている。新人医師が研修先を自由に選べる臨床研修制度の導入で大学病院が医師不足に陥り、さらに地方病院の過酷な勤務が嫌われる傾向もある。地域医療で起きている異変を探った。

 ◇都会志向の医師増える

 「内科の常勤医3人全員を3月末で引き揚げたい」。1月25日、市立根室病院(199床)の医師確保の陳情に旭川医大を訪れた根室市の長谷川俊輔市長は内科学講座の教授に告げられ、がく然とした。教授は医局の医師不足を理由に「大学病院本体を守る必要がある」と強調した。

 釧路市の釧路労災病院(500床)を昨年12月、北大大学院医学研究科小児科学分野の有賀正教授が訪れ、釧路赤十字病院に3人の小児科医を集約する方針を伝えた。1月末には旭川医大産婦人科学講座の千石一雄教授が「常勤の小児科医がいなくなる病院でお産は勧められない」と医師4人の引き揚げを告げた。

 室蘭市の日鋼記念病院も昨年8月、「手術が少ない」との理由で脳神経外科医2人の引き揚げを北大から通告された。

 道には道内十数市町村の自治体病院から医師確保の相談が来ており、約40人が不足しているとみている。道指定の「へき地医療拠点病院」でも医師のへき地派遣を休止する病院が出ている。

 一方で医師数は増えている。道医務薬務課によると、今年1月現在の開業医(無床診療所)は昨年より57多い過去最多の2860施設。その約4割が札幌圏に集中する。「都会で自分の時間を持ちたい医師が増えている」と同課は指摘する。

 ◇疲弊する地方の医師

 釧路労災病院の小児科医を集約する北大の有賀教授は「先輩に地方の病院を大切にしろと教えられた。私も集約化に抵抗してきた自負がある」としながらも「当直や患者の過剰な要求、訴訟の恐れで地方の若い医師は疲れ切っている。集約化で解決するとは思わないが、スタッフの厚みが増し、住民の迷惑も少ない」と理解を求める。

 集約化で同僚2人と異動する同病院産婦人科の男性医師(51)は週1回の夜勤をこなし、休みは月3日程度。「30時間寝ないで勤務したこともある。勉強もできない。このままでは各病院共倒れだ。集約化はやむを得ない」と受け止める。

 市立根室病院は昨秋、旭川医大が派遣する3人の内科医とは別に「地域医療に携わりたい」という男性内科医(36)を迎えた。しかし、4人で200人前後の外来患者と同60人前後の入院患者を毎日診察し、月3-4回の当直・日直をこなす激務に耐え切れず、3月末の退職を申し出た。
 ◇国で過疎医療論議を

 道内の地域医療について千石教授は「生き残るのは札幌圏だけ。センター病院に医師を集約しても、センター病院でさえ医師が確保できない。遠隔地から救急患者をヘリで運ぶぐらいしか選択肢がない」と悲観する。地域医療に志を持つ医師を育てる可能性についても「赤ひげ先生になれと個人に求めるのは難しい」と否定的。「国政レベルで過疎医療を考えてもらわないと」と語る。

 釧路労災病院の吉岡勝則事務局長は「地域で医師を育て、確保する仕組みを作るしかないが、一朝一夕には無理」。根室市の長谷川市長は「研修を終了した医師に一定期間、地方勤務を義務づける制度を国が作ってほしい」と求める。

 北大の岩崎教授は「地域医療を軽んじるつもりは全くない。患者が求める医療のレベルはどんどん上がっている。最高の医療を提供するには医師を薄くばらまくよりも、道内7ブロックぐらいに集約し、一つのセンター病院と周辺自治体にサテライト病院を置くと効果的だ。5年、10年後に良い方向へ進むように考えるべきだ」と提言する。

 道は道医療対策協議会を通じて医師をあっせんしている。地元で働くことを前提にした奨学金制度や入試の地域枠導入、自治体病院の広域連携を検討している。しかし、道医療政策課は「基本的には地元で医師を確保してほしい」と話す。

 ◇研修医大学に戻らず

 「本当にとんでもない制度。各医大の学長会議でも非難ごうごうだ」。旭川医大の千石教授は臨床研修制度をやり玉に挙げた。

 総合的な診療ができるようにと国は04年、新人医師に2年間の研修を義務づけた。新人医師はかつて大学の医局に所属し大学病院で研修したが、今は道内68の臨床研修病院から給料など条件のいい病院を選べる。北大、旭川医大、札幌医大で研修医が減少し、医局の「人事権」が弱まった。2年間の臨床研修を終えた研修医を逃がさないよう各病院は3-5年の後期研修を設定。大学病院に戻らない研修医も増えている。

 日鋼記念病院から脳神経外科医を引き揚げる北大医学部神経外科の岩崎喜信教授も千石教授と同意見だ。「若い医者は本州の名門病院でブランドを取るか、待遇の良い所を選ぶ。金のない大学には残らない


とのことです。

北海道は、カバーする領域が多い分切実だと思います。


でも、少しでも労働条件が良い所を選ぶのは、人として
当然だと思うので....この流れは仕方ないですよね。

個人的には、開業医の先生の増え方がちょっと問題だと思います。

個々の先生が開業するのは全然良いのですが、

個々の先生方の生活は大丈夫なのかなと。患者さんの取り合いに
なりかねないし。やっぱり自分で生きてかにゃならないでしょ。

資金繰りから始まって、すごい大変と思います。
保険診療の点数は本当にコロコロ変わっているので、
先生方は自由診療がメインになると思うけど、
100円ショップならぬ、「100円医療」をどこかの病院が
やりはじめたら、厳しいかも

ある広告人の告白って本に、価格破壊はやってはならない麻薬だ。といっていたけど、本当にそう思います。

医師の知識や勉強量、人柄ってある意味最強のブランドだと思うし。価格をたんに下げるのは....でも、そうはいってもな。


...ああ、でも、その不安分勉強するし、勉強できる時間は取れるからいいのかな。少なくとも心の平安は今よりは...




この「勉強」という物をどうやってしていくかがこれから問題じゃないかなと。

これまでは、大学病院に居れば、それは入りやすかった(のかな?。そう思っているけどさ)と思うけど、

大学病院も、この状況だから、入ってくる人を大事にしてくれる
かなと。(いや、あぐらをかくんじゃなくて、努力はしますよ。当然)

だったら、数が少ないところで、丁寧に教えてもらった方が、
そのうち開業することを考えても、いいんじゃないかなと思うのだけど....

間違いなのかな。

そりゃあにょろすけもラクな所行きたいけど、医師の仕事始め
って多分「最初が肝心」だと思うのです。

最初の労働量は結構多めにしとかないと、後でもたなくなる気もしないでもないです。(でも31歳の先生はなくなられてしまったので....)

だから、最初は「苦労は買ってでもしろ」ってのが
いいんじゃないかなと思いますですよ。

でも、おかしな状況になったら、いつでも逃散できるようにしとかにゃならないのでしょうね。












ラベル:医療崩壊
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2007年02月27日

QOML病院の探し方について

QOML(医師のQOL)について大きな影響を与えたブログは

雪月花の水色時代
ですが、

雪月花先生のブログは昨年の11月に閉鎖されてしまったので、

今ではみる事ができません。

ですが、その影響はいろいろな方が受け継いできており、

探せば、その一端を見る事は可能です。


例えば、


研修医の研修医による研修医のための


なんかはそれにあたります。


このブログ中に、「病院探し」というブログテーマがありますので、参考になると思います。


とても良く考えられていて、

なるほどな〜と思います。



にょろすけは反QOML派ではありませんが、大学で研修をしようと考えています。

それはできたらQOMLは高い方がいいし、9時5時で帰れたらなあ
とも思います。

だけど、スキルを身につけるのは別なので、

それならば、うちの大学は、「少なくとも、悪くは無い」
と思っています。

この効果判定は、「果たして31歳時ににょろすけが突然死しているか否か」で一応してくだされ。(笑

QOMLもそれなりにあって、10年、20年後にも通用する医者として育つ病院。

この書き方だと他力本願っぽく見えますけど、

やっぱり、その職場に居る人次第だと思うのだけどなあ。

ラベル:研修 QOML
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2007年02月26日

JBMのススメ。

JBMって知っていますか?

JBM (Judgement Based Medecine)

です。(正式な言葉かは分からないけど、使おうと思います。)

この言葉は、

新小児科医のつぶやき
で紹介されており、そこからJBM Wikiに飛ぶ事ができます。

ブログ移転してからいろいろ医者の先生のブログを読んでいるのですが、やはり凄いなと思います。

とくにこの"新小児科医のつぶやき"先生の書くブログは
いつも勉強になります。

今、

横浜の事件

と、

続横浜の事件


というものが紹介されています。

内容は中を見てもらえば分かるのですが、凄いのは、その
「正当性」の評価の仕方です。

医者といっても専門が違えばもはや別世界。

この術式は卒後何年目からできるものなのか?

から始まって、もう専門外の医療はイメージしかできません。

ところが、大体問題になる事は、専門の人しか分からない部分で
裁判ともなると、医師だったとしても専門外の医師が見れば
エライ事になりかねない。

われわれブロガーも以上の事は認識しているけど、それでも
間違えた事を書いている可能性はいつもある....と。

専門の中の訴訟なので、やる側もみる側も伝える側も、きわめて慎重でなければならないと思います。

その意味で、この

新小児科医のつぶやき

先生のアプローチは非常に勉強になります。
ラベル:雑記
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2007年02月25日

受験生による第101回医師国家試験の各章の感想

http://www.gomec.co.jp/101_info_student02.html

にて今年の国家試験の受験生感想がみれます。

ちょっと面白い(今ならまだ...)ので、一部引用して紹介させてもらおうと思います。

A問題

臨床各論の60問。いわゆる国家試験頻出問題と考え悩ませる問題との2極化されたセクションであったと思う。まず、マイナーでは、精神科疾患(A3)や皮膚科疾患(A6)など診断をつけにくい問題があった。しかし、中盤の内科疾患では、びまん性汎細気管支炎(A14)、間質性肺炎(A15)、気胸(A17)、Wenckebach型房室ブロック(A18)、逆流性食道炎(A25)などの平易な問題も多いので、ここで波に乗って点数を稼いだ受験生も多いと思われる。


にょろすけもまだ国家試験の全容をよく把握していないので、
臨床各論(QBでよくみるやつか)といわれてもはっきりイメージできないのですが、あの症例問題っぽいやつかな。

この書き方をみると、それほど大変ではなかったようですね。


B問題

一般総論の120問。公衆衛生分野の問題の難易度が高く、(中略)より詳しい知識が必要とされた。また、公衆衛生分野の出題数が少なく、基礎医学の解剖(B35、B36、B41、B42など)や基準値(B31、B32)が多数出題されており、暗記事項からの出題も例年よりも多かったように思われる。新傾向分野からは抗酸化作用の強いビタミン(B46)、男子の乳房腫大(B80)、血液検査項目と抗凝固薬の組み合わせ(B86)などが出題され、さらにそれらのほとんどがX2形式であったため、結果的に解答時間が足りなくなり、より難しく感じた受験生も多かったと思われる。


事前にお話した、公衆衛生難しかったのと、解剖が多かったという話ですね。

来年も続くなら解剖勉強しとかんと。マズイなぁ。

あと、X2形式、なんだろこれ。2つ選べ形式って事かな。
それと、誤りを2つ選べ。かな。


そして、ひょっとしたら伝説になるかもな C問題

一般必修の50問。B問題に引き続き、難易度の高い問題が続き、必修問題レベルを超えるのではないかと思われる難易度の問題が例年に比べ多かったと思う特に公衆衛生、基礎医学系からの出題が多く、尤度比(C29)、感度・特異度(C28、C30)、適中度(C31)が出題されていたので、この分野を苦手にしている受験生は難しいと感じたに違いない。また、嗄声の特徴(C12)、胎児発育に必須な臓器(C20)、特発性てんかん(C39)など、一般総論で出題されても不思議ではない問題や新傾向分野からPDCAサイクル(C48)が出題されており、初日終了時にかなりの受験生がパニックを起こしたと思われる。その一方で、最近テレビや新聞で話題に上っているAEDによる除細動(D34)の方法や自殺率の高さ(C49)が出題されており、問題集だけでなく日ごろの医療トピックスにも注目しておく必要性を再認識させられた。


前の日記で、先輩達が悲鳴をあげていた事は書きましたが、多分ここだったのでしょうね。

ここで1日目終了でしょうか。9時〜17時。

2日目

D問題


臨床必修の50問。必修問題合計200点中150点を占める、国家試験最大の山場である。特に、前日の必修一般で貯金を作れなかった受験生はここでしっかりと得点を取っていきたいところだが、ここでも難易度が高い問題が多数出題された。行動変容のステージ(D28)、後半の必修長文問題では、排便を我慢して失神した症例(D33、34)や糖尿病治療中の意識消失患者への対応(D48)など、難易度が必修レベルを超えているのではないかと思われる問題も数多く出題されていた。2日目の昼食時間に答え合わせを行った受験生も、その場で結論が出ない問題が多かったようだ。改めて必修問題特有の怖さを実感した2時間25分であったに違いない。


これ、読んでいるだけでぞっとします。
必修長文って。これも含めて8割??

てか、頼むから答え合わせを昼飯時にしないでくれい。(泣


E問題

臨床長文の30問。午前中の必修問題で受けた精神的ダメージが少ない受験生は、比較的落ち着いて解くことができたセクションであったと思われる。しかし、Crohn病の検査(E20)、Weber症候群〔未確定〕(J22〜24)など、自信を持って解答することができない問題もあったと思われる。


書き方からすると無難な時間だったのだと思うけど、「精神的ダメージ」って。(怖


F問題


一般各論の80問。初日のB問題で難易度の高い問題が出題されていたため、ここで得点アップしたいところ。一般問題は、このF問題をもって200問終了となる。全体的な難易度としては、B問題と比較すると幾分落ち着いた感があるが、ここでもX2形式の問題が38問と全体の約50%を占めており、午前中の必修臨床でダメージを負った受験生は80分で80問を解答するのは至難の業であったに違いない。見直す時間的、精神的余裕が全くなかった。(略)2日目が終了した時点で必修がかなり難しい問題が多かったためか、3日目の会場は空席がチラホラ目立った。


怖い〜〜〜〜〜!!

そりゃあ国家試験はトータルバランスですもんね。
前日のダメージをひきずって戦っていくんだろうけど、
この文章ある意味名文ですな。怖さ伝わってきます。

そして最後の、

2日目が終了した時点で必修がかなり難しい問題が多かったためか、3日目の会場は空席がチラホラ目立った。


やめてくれ〜〜〜リアル過ぎる(泣


ここで2日目終わりかな。9時17時でした。
先輩達は前日より落ち着いていました。


3日目

G問題


臨床各論の60問。昨年のA問題に相当する問題。全体に難易度の低い問題が出題されていた感があった。(略)ここで得点の挽回に成功した受験生も多かったのではないかと思う。


ふぃ〜。悪夢のような前2日でしたね。

H問題


臨床総論の50問。全体的に難易度の低い問題が多く、3日間の最後まで集中力を切らさず受験できた受験生は高得点を上げられたセクションではないだろうか。(略)
2日目に出題されたD49、50とF35が停留精巣(H15)、肝細胞癌の治療(H44)として連続して出題されており、2日目に取りこぼしてしまったが、しっかり復習をした受験生はダメージを最小限に抑えられたのではないだろうか。国家試験勉強は3日目が終わるまでが試験勉強期間なので、答え合わせをしたがために翌日への勉強・モチベーションが低下してしまうようであれば、敢えてしないというのも一案だと思う。先輩方からの、「初日に出た問題は2日目、3日目にも出題されるので答え合わせよりも復習をしろ」といったアドバイスがよくわかった。




これですべて。3日目は9時1530でした。

それにしても、答え合わせも意味があるのですね。
初日出たのは2日目3日目も出るぞ。っというのは金言ですね。

ちょっと国家試験の概要が分かった気がしますが....

後1年きったけど、俺、本当に大丈夫なのか??

いずれにせよ、先輩。お疲れ様でした。

ラベル:国家試験
posted by にょろすけ at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人為的な崩壊の影に忍び寄るモノありか??

こちらは、人為的な「医療崩壊」が問題になっていますが、
こんな話が出てきました。

本来ならこっちに力を注がねばならないと思うのですが...

ソース↓
http://www.chibanippo.co.jp/news/shakai/kiji.php?id=shakai07022310192501


世界初のヒト感染死
50代男性、「気腫そ菌」で 船橋の病院
 

船橋市立医療センター(小澤俊院長)は二十二日、記者会見を開き、同病院の五十代の男性患者が、牛など家畜の体の組織を壊(え)そさせる「気腫そ菌」に感染し死亡したと発表した。人間の感染例は世界初で、日本臨床微生物学会など二学会に発表したという。

 同センターによると、男性は昨年二月にノドの風邪のような症状を示して高熱を出した。その翌日に、男性は胸を棒で打ち、軽い打撲傷を負った。その次の日には心肺停止状態で搬送され、間もなく死亡した。

 腫(は)れがひどかった打撲部分の組織について、国立感染症研究所で菌の遺伝子を調べたところ「気腫そ菌」であることが分かった。

 この菌は、通常牛や馬など草食動物が感染する菌で家畜伝染病法で届出伝染病に指定されている。家畜の感染例では、傷口から菌が侵入。壊そが進み、体内にガスを発生させ、100%死に至る。
 ただ、治療に当たった五十嶺伸二副部長によると「患者の打撲部分は腫れたが、壊そした訳ではなかった」と、家畜の感染例との相違点があったことも分かった。

 学会に発表した検査課の長野則之医学博士は、「人間に感染した例は世界で初めて。どこで男性が感染したか、感染が広がっているか分からない」と述べ、医療関係者に注意を促した。

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この記事を読むと「恐ろしい」の一言ですが、

何より怖いのは「流言飛語」

どこでもなんでもそうですよね。


ただし、リアルで怖いです。そういっても。

この記事だけだけだと、不安が増大しますね。

"気腫壊疽菌"

ネーミングも怖いし。


記事はこの人が家畜に関わる職業だったか?とか大事な事が抜けているのですが、

その翌日に、男性は胸を棒で打ち、軽い打撲傷を負った。


これがよくわかりません。痛いから自分で打ったのかな。
なんでこれが書いてある?

翌日心肺停止で死亡か....

とにかく、思考能力が低下しているので、これ以上書けないですが、

新しく、次々に湧き上がる病気を相手に、あんなに忙しい先輩医師はどこに勉強する時間をつくるのでしょう。

激しく不安です。
ラベル:医療崩壊
posted by にょろすけ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

31歳の小児科の先生が過労死されたそうです。


まず、
若くして亡くなられた小児科の先生のご冥福をお祈りいたします。


他人事ではないですね。ソースはすぐに消えてしまう道新なので、にょろすけもこのブログに貼っておきます。

この情報を知ったのは、、

勤務医 開業つれづれ日記

からです。医療記事を読む際には、まずこの先生のブログですよね。いつも勉強させていただいております。


北海道新聞
2007/02/23 07:06
  
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070223&j=0022&k=200702237676


小児科医死亡は過労死 時間外、月100時間超 道労働局認定

 道北の公立病院などに勤務していた小児科医の男性=当時(31)=が突然死したのは、月百時間を超す時間外労働による過労死だとして、遺族が旭川労働基準監督署に労災を申請していた問題で、北海道労働局は二十二日までに、労災と認定し、遺族補償年金の支給を決めた。医師の過労死認定は全国的にも極めて珍しい。医師不足の原因の一つとされる勤務医の過酷な労働実態の見直しを求める声が、さらに強まりそうだ。

 男性医師は二○○二年四月から○三年七月まで臨時職員として、○三年八月から正職員として、公立病院に勤務。同年十月に富良野市の民間病院に移ったが、六日目に自宅で突然死した。

 遺族や関係者によると、男性は公立病院で、一市三町(当時)の小児救急を他の医師二人と共に支えていた。午前九時から午後五時の通常勤務に加え、泊まり込みの当直が月三−四回あった。さらに救急患者のために待機する当番が月二十−二十五日あり、多い日で一晩に五回呼び出されたという。月の時間外勤務は平均百時間を超え、休みは月に一、二日だった。

 小児科の救急外来には毎晩平均五人の患者があり、男性の当時の上司は「患者数に比べ医師が足りなかった」と打ち明ける。

 また、富良野の病院ではわずか五日間で三十二時間の時間外労働をしていた。突然死する前日の夜も呼び出しの電話で飛び起き、病院に向かったという。

 遺族は「『僕が死んだら働きすぎだから』ってよく冗談で言っていました」と振り返る。

 国は業務と疾患の因果関係を認める基準として「発症前二−六カ月間、月八十時間を超える時間外労働」を挙げているが、医師の死亡前一年間の時間外労働は毎月百時間を超えていた。

 労働局労災補償課は「労災保険の対象外の公立病院正職員だった二カ月を除く期間で、過重負荷の労働があったと判断した」と説明している。

 申請を担当した高崎暢(とおる)弁護士(札幌)は「あまりに過酷な勤務であり、(職場管理者が)事前にやめさせるべきだった。労災認定は当然」と指摘。医師が勤務していた公立病院長は「今は取材に応じられない」と話している。



との事です。

時間外労働ですが、だいたい22時くらいまで先生方は働いています。そうすると、5時終わりとして、一日5時間は時間外労働が。

すると、医師は仮に土日休みとして(そんな人はまずいないけど)週に23日×5時間=115時間は時間外労働を。

てか先生方、最低このくらい働いていますよね。
これに当直やら救急やらが入ってきますよね。

100時間を超える先生ってほぼ100%なんじゃないかな。にょろすけの印象だけど。


これは外の病院で聞いた話だけど、
この時間外の「残業代」は、どうなってんだ?という話が、
卒後5年目くらいの先生の間で話になった場にいたことがあります。


その病院は、月100時間までの残業代が請求できるそうです。
時給2000円という事だったので、残業代を請求すれば20万収入が増える訳です。

ある先生が、「...という話を聞いたのだけど、請求していいものなの?」という事を同僚に言っていました。

同僚の先生は、「そんなの当たり前だぞ」と言っていました。

だけど、
「請求すると、事務が嫌な顔するし、上の先生が請求していなければ、やっぱりまずいと思うので、上の先生がしていたらした方がいいんじゃないかな」

という話に落ち着いていたと思います。


医師に「労働環境」についての教育はまったくされていないですよね。(考えてみれば...たしかに)

だから、自分の身を守るためには、自分で考えて実践しなければならない。


まあ、ただ、残業代もらっても、使う暇がないそうです。

それもどうかななんだけどね。


勤務医 開業つれづれ日記から引用ですが、

以前は公務員、大学職員は
「労働基準法が適応されない」
ということが大っぴらに言われていました。


これは聞いた事あります。

この関連の事が、
"医療崩壊"や、"大学病院のウラは墓場"でも書かれていた気がします。看護士には労働環境を守る団体があるのに、医師は何もない。だっけな。

でも、今は違うので、知らないとトラブルになった際に武器が足りなくなる。


あと

労働基準法を医師に適応すると
医師が足りなくて、
日本医療が崩壊するからです。




これもそう思います。正直、医師の使命感と義務感で残業はしていると思います。

今のシステムで、医師が騒げば、あっという間にダメになってしまうと思います。それは嫌なことだけど、システムの事は政府になんとかしてもらうしか...


とにかく、労働基準法の勉強はしておいた方がいいのだと思います。

最初の数年は丁稚奉公で、仕事を覚えるために、ただひたすら
上の先生の技術を盗む。そのためには苦労は厭わない。
(でも31歳でなくなられた先生は、今から...だったのに、
この発想では、自分も2番目になりかねない。)

それはいいと思います。

だけど、自分が上の先生になった時、下の先生に、この議論をされた際、知らない故に怒鳴りつけるような医師になりたくないです。

後進がいなくなりますし。

とにかく、若い先生の冥福を祈りつつ、2人目の先生が出ない事を、そして、自分がそうならない事を願うばかりです

ラベル:医療崩壊
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2007年02月23日

当「にょろすけの雑記帳」は「にゃんすけ通信」と一切関係はありません!!

毎日お世話になっている。

勤務医 開業つれづれ日記


から

にゃんすけ通信


なるブログが紹介されていました。


ええと、

もし、このブログを読んでくださる方がいらっしゃるならば、


当ブログは「にょろすけの雑記帳」です!!


「にゃんすけ通信」とは、名前が似ていますが、


一切関係がありません!!!




と、先に申し上げておきます。


正直呆れてしまいました。

紹介して、アクセス数があちらに流れるのは正直納得いかないのだけど、ブログ引用。


医師の激務は自業自得

2007/2/19(月) 午後 9:52

月3回は連続32時間勤務、3割近くは1カ月間休日なし−。勤務医の厳しい労働実態が19日、日本医療労働
組合連合会(日本医労連)の初の調査で浮き彫りになった。慢性的に疲労を感じる人は6割に上った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000115-jij-soci



最近よく聞く医師不足に関連する問題です。
医師が不足しているため、現役の医師に負担が掛かっているわけですが、
自業自得だな、と思います。
過酷な研修医制度、眼科医など訴訟リスクの低い科への流出など、
医師会の政治力でどうとでもなる事を、ほったらかしにしてきたしわ寄せが
現在の勤務医の激務に繋がっているのですから。



その年に医師免許を取った人たちを均等に内科、外科などに振り分け、10年間は異動を禁止する
など、いくらでも改革する事ができるのにしてこなかったから起きた今の現状。
それを棚上げにして「医療報酬を上げないから医者不足なんだ」など叫ぶのは、ふざけてますよね。




という、ご意見です。



重ねてお願いしますが、



当ブログは「にょろすけの雑記帳」です!!



「にゃんすけ通信」とは、名前が似ていますが、



一切関係がありません!!!







正直、現場に近い所からいる人間にとっては、何を言ってんだ?
という書き込みですが、


案外、この意見の持ち主は、多いのかもしれません。


このブログは最大限好意的に捉えても、

「国が政策としてやるべき事をやってこなかったので、現場にしわ寄せがよっているのは....」

という接頭語が付いていて、個別の医師の責任ではないと含みがあると思いたいですが


この方は現場を見ていないのだとおもいます。


こういう「環境がよければ、これがこうならば...たら...れば」

の「たられば環境」は医療現場に限らずたくさんあると思います。

政策が完璧に機能すれば、現場に理想の現場が実現する。

なんて事はありえないと思います。


医療に限らず、どんな職種も現場の頑張りで機能しているのですから。


常に足りないから、足りないところを現場で工夫し、がんばる。

それで、自分の親も自分を養ってくれたし、社会人として存在しえてきました。


それは、常に理想の状態ではなかったと思います。
でも、頑張って生きている。

これが、どの世界でもそうだと思うのです。


どんな職種に対してもそうですが、このような現場の頑張りを踏みにじる意見は正直嫌です。


ええ、自業自得ですから、逃げますね。後は知らないよ。

ってなったら困るのは...誰??


ラベル:医療崩壊
posted by にょろすけ at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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