福島県の産科医の先生が
不十分な認識の元、
不当な逮捕をされてしまった日です。
今日で1年になります。
今日のブログは、
新小児科医のつぶやき
2.18企画
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070207
に賛同して、にょろすけも微力にもならないかもしれないですが、これについて「医学生として思う事」を書こうと思いました。
どの科でも大変なのは先輩医師を見て分かりますが、
もし、医師になれたなら、大変さで選ぶより、××科って面白いから。で専門を選びたいと思っています。
特に産婦人科の先生がそうなのですが、
にょろすけの大学の産婦人科の先生方は産婦人科が大変な事は否定しません。
ですが、
お産の子供が生まれた時のなんとも言えない幸せな空気をエネルギーにかえてがんばれている。
と、皆口々に言われます。実際先生方は若々しいです。
・産婦人科は、内科、外科両方できる。
・自分の所だけで一人の患者のプライマリ→診断→治療(手術も含む)が最後までできる。
・なんといってもお産で幸せな空気を感じられる。
産婦人科の先生による、産婦人科の魅力です。
産婦人科は、なんでもやりたい人にとっては、最高な環境のように思います。
医師は内的な動機:生きがいで仕事を選べれば最高だと思っていました。
ですが
福島県の産婦人科の先生は、逮捕されてしまいました。
この産婦人科の先生の事はこの事件で初めて知りましたので、
どんな方なのかは知りません。
ですが、1人でその地域の産科医療を担っていたというのは
並大抵ではできないと思います。やるのが楽しくないとできない
のではないでしょうか?
"逮捕される"には、誰か"逮捕する"人が必要なのですが、
その"逮捕する"側の正当性は誰が評価するんだ?本当に正しいのか?
と、強く思います。
ですが、この裁判自体の問題よりも
・一人の貴重な産婦人科医の先生の時間を奪い、
・全国の産婦人科医のやる気を無くし
・医学生に産婦人科医という自分の将来の不安を高めた。
という事には違いありません。
日本の裁判は長いですから、
このままで続いて、このままで終わる頃には、
逮捕された産科医の先生はそのまますぐに産科をはじめられるかは分からないですし、
にょろすけは少なくとも産婦人科医は怖くてならないと思います。
それどころか
「産婦人科に限らず、この科をやりたい、というものがあっても、訴えられそうな科はますます避けた方がいいのかな。」
「一生懸命治療すればするほど、訴えられるリスクが飛躍的に増すようだ」
真面目にやるだけの発想だと、自分がストレス+過労死するかもしれない。
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現在、自分の身を守るために考えている事はこんな事です。
そして、今足りないといわれている科はこれにみんな当たります。
医学を志した者として、足りない科に自分が行ってなんとか...
と思いもするのですが、
がんばればがんばるほど、訴えられる空気を感じます
それは医師のやりがいの全否定だと思います。
だから多分足りないと言われている科は自分は選べないと思います。
医療は、白と黒だけで判断はできないと思います。
その間の灰色の度合いでなんとかやれているのだと思います
願わくば裁判が取り下げられて、
灰色の部分について、もっと冷静に慎重に見て欲しいと
思います。



数年前までは、自分のやりたい事をやる科に入る。
というのが当たり前だったんですが。
なんかこういう事があると、リスクの少ない科に、とか消極的な理由で科を選んでしまう事になるのかもしれませんね。
残念です。
でも、一生の事ですから、じっくり考えて決めて下さいね。
TB失礼します。
そうですね。
今でも、自分の周りは、「何科が向いているかなぁ」という観点で考えている方が多く、「でも、訴訟が...」という観点を持ち込む方は少ないと気がします。
本当は向いているか?のみで考えた方が
いいと思うので、みんなの考え方は、
いいと思うのだけど...けど...って感じです。
本当にリスクを考えてしまうようになってしまいました。
でも、風向きは変わるかもしれないですし、自分も大人になっていくだろうので、
「これはダメ」と決め込まないで、
がんばっていこうと思います。
TB、コメント、ありがとうございます。
よろしければリンクも張らしていただけないでしょうか?
これからもよろしくお願いします。
今日は初めてコメントさせていただきます。
今の子供達が、高齢になっても日本で適切な手術が受けられるためにも、
K医師の無罪をこころよりお祈り申し上げます。
国試、お疲れ様でした。
しっかり休んで、充電してください。
大抵受かっているものですが、やはり心配になりますよね。
鬱々として過ごしていては、人生最後の春休み(!?)が勿体無いですよ。
先生に明るい未来と、充実した研修生活がありますように!!