2007年02月05日

なんか状況やばくね?

医局人事(どこの病院に医局員に研修をさせるか)の時期は春と秋のようですが.....

北海道ではこんな記事


道内地域病院 医師引き揚げ拡大 新たに5カ所 診療の縮小も  

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&j=0030

北海道新聞

2007/02/02 11:34



 道内の公立病院などに医師を派遣している北大、札幌医大、旭川医大の三大学が各地の病院から続々と医師を引き揚げている。一日、新たに道内五つの病院が、医師の引き揚げや退職により、診療体制縮小を迫られていることがわかった。二○○四年四月、新人医師に臨床研修を義務付けた制度の導入により、大学内の医師数が大幅に減っているのが直接の原因で、四度目の異動期にあたる今春、医師引き揚げによる医療の空白はさらに拡大する様相を見せている。

 臨床研修制度では、新人医師が研修先の病院を自由に選択できるようになったことから、医師は首都圏などの有力大学や有力民間病院を選択する傾向が強まり、地方大学医学部からの医師流出が進んでいる。このため、春の異動期のたびに、大学が地方病院に派遣している医師を引き揚げる事態が繰り返されている。

 道内三大学などは○四年四月以降の二年間で道内百六の自治体病院の四分の一に当たる二十六病院から八十七人の医師の派遣を打ち切ったり引き揚げたりし、その後も医師の空白が続いている病院は多い。今春の医師引き揚げにより、地域医療の危機的状況に拍車がかかるのは必至だ。

 新たに医師の引き揚げなどが判明したのは、旭川赤十字病院(後藤聡院長、七百六十五床)、市立室蘭総合病院(近藤哲夫院長、六百九床)、根室管内中標津町の町立中標津病院(栗林弘院長、百九十九床)、留萌管内羽幌町の道立羽幌病院(奥雅志院長、百二十床)、根室管内羅臼町の羅臼町国保病院(高橋稔院長、四十八床)。このほか、市立根室病院(羽根田俊院長、百九十九床)では、内科の常勤医の派遣打ち切りを決めている旭川医大が新たに外科の常勤医二人も三月末で引き揚げる方針を固めた。

 札医大は旭川赤十字病院に小児科医三人を派遣しているが、今春から一人減らすため、同病院は独自に通勤医を確保、三人体制を維持する。ただ、派遣医の一人は十月以降の勤務を保留している。

 市立室蘭総合病院では、札医大が皮膚科の常勤医二人を六月末までに引き揚げ、七月以降は出張医を週一−二回の診療にあたらせる。

 町立中標津病院でも四月、内科の常勤医一人が退職する予定で、道立羽幌病院では、札医大が三月末で整形外科医一人を引き揚げ、四月以降は札医大の出張医による週二回の診療体制に変わる。

 羅臼町国保病院では、一人しかいない外科の常勤医が三月末で退職する。羅臼町は外科医の出身校である北大に後任派遣を要請する考えだ。



いろんな医療ブログが指摘しているように北海道の医療状況は大変な状況になっているようです。別の話では半径120km以内に内科外科一人もいないなんて状況にもなる可能性も出ているみたいだし。


そういえば道内には、3つの医学部があったけど、この記事によると
どこも「無い袖はふれぬ」と医師の派遣はできないらしい。

そりゃそうだ。いないんだもん。

今日は授業の最初に教授が、
「1月に30人以上の町長市長に医師派遣の要望をされたけど、正直辛いです。
だって、医師は不足しているし。医師は足りていなかったのはここ数年ずっとだけど、飢餓感が増したのはここ最近かなあって。」

こうしてみると、来年の4月に各大学での医局人事は再来年を占う重要な神事になりかねないっすね。

だって、実家の方にある病院、ってだけで選んだら孤立無援な状況だってありうるし。

どうなるんでしょうね。ここ3ヶ月の医療関係のニュースは本当に暗いものばかりナリ。

posted by にょろすけ at 22:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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